Metamask（メタマスク）とは？使い方や同期方法を解説
読者メタマスクって便利で手軽に使えるけど、深いところまで理解できてないんだよね。詐欺とか怖いなぁ。
noraそうだね。あまり理解せずに使っている人も多いと思う。仮想通貨界隈は詐欺が多くてリスクも高いから、解説していくね
Metamask（メタマスク）は、Web3インターフェースを介してEthereumブロックチェーン上のアプリケーションを使用するためのウォレットです。
Chromeの拡張機能を使う「ブラウザ版」とiPhoneやAndroid「アプリ版」があり、登録することでいつでも仮想通貨の送金や受け取りができるようになります。
本記事では、仮想通貨WalletのMetamaskの使い方やアプリとの同期方法、使用時の注意点について解説していきます。利用予定のある方はぜひ本記事をチェックしてみてください。
Metamask(メタマスク)とは？
メタマスク (MetaMask) は、イーサリアム (Ethereum) ブロックチェーン上で動作するウォレットアプリケーションです。イーサリアムは、ビットコインと同様に暗号化されたデジタル通貨ですが、イーサリアムはスマートコントラクトと呼ばれるプログラムを実行できるため、より高度な機能を提供します。
MetaMaskは、イーサリアムブロックチェーン上でトークンの送信と受信を行うためのユーザーインターフェイスを提供します。また、dApp (分散型アプリケーション) の使用も容易にします。メタマスクを使用することで、Web3と呼ばれる、分散型アプリケーションにアクセスすることができます。
MetaMaskは、Google Chrome、Mozilla Firefox、Brave、およびMicrosoft Edgeなどの一般的なウェブブラウザに拡張機能として追加されます。これにより、イーサリアムユーザーはウォレットをダウンロードせずに、ブラウザ内でトークンを管理および交換することができます。
Metamaskを使うメリットは？
安全性
メタマスクは、暗号化されたプライベートキーを使用して、イーサリアムトークンの管理を行います。これにより、ウォレットがハッキングされた場合でも、ユーザーのトークンは保護されます。また、メタマスクは、フィッシング攻撃を検出する機能も備えているため、オンライン取引におけるセキュリティリスクを低減することができます。
さまざまなdAppで利用できる
メタマスクは、ウェブブラウザの拡張機能として提供されるため、ウォレットをダウンロードする必要がありません。ブラウザ内でのトークンの管理が行えるため、操作が簡単になります。また、dAppの使用も容易にするため、分散型アプリケーションを利用するユーザーにとって使いやすい環境を提供します。
複数のウォレットアドレスを1つのアカウントで管理できる
このアカウントは〇〇用、という形で使用用途ごとにウォレットを使い分けることができます。ETHやイーサリアムトークンをまとめて管理することができ、さらに複数のアカウントを簡単に切り替えることができるので非常に便利です。
ブロックチェーンゲームを利用でき、NFTも管理できる
マーケットやブロックチェーンゲームで入手したNFTやイーサリアムベースの仮想通貨を管理することができます。マーケとtやブロックチェーンゲームではアイテムの購入代金やトランザクションフィーを支払う必要がありますが、Metamaskを通じて購入代金を決済することができます。
以上のように、メタマスクを利用することで様々なメリットが得られます。
Metamaskを使う際の注意点は？
全てのブロックチェーンに対応しているわけではない
MetaMaskはイーサリアムとのEVM互換性を持つブロックチェーンに対応したウォレットであり、すべてのブロックチェーンに対応しているわけではありません。例えば、ビットコインやSolanaチェーンのような、イーサリアムとの互換性がないブロックチェーンを基盤にしたサービスにMetaMaskは使用できません。
スキャムに注意！
著者も経験がありますが、詐欺目的でMetaMaskにコインが入金する手口があります。そのコインを売却するなどでメタマスクに接続許可を与えてしまうと、メタマスク内のすべてのコインが抜かれてしまうケースもあります。身に覚えのない仮想通貨が所有するMetaMaskに送られてきた場合は、メタマスクの機能にある「非表示設定」を行いましょう。
フィッシングサイトに注意すること
Metamaskのようなウォレット拡張機能を使用する際には、フィッシングサイトに注意する必要があります。詐欺師は、公式Metamaskサイトのように見せかけたフェイクサイトを作成することがあります。入力する情報を確認し、信頼できるソースからMetamaskをダウンロードしてください。
シードフレーズをプライベートに保つこと
Metamaskは、シードフレーズと呼ばれる12～24の単語で構成されたパスフレーズを生成します。このシードフレーズを他人に教えたり、共有したりしないでください。シードフレーズは、ウォレットを復元するために必要なものであり、第三者がアクセスできるとウォレット内の資金を失う可能性があります。
万が一リカバリーフレーズが流出してしまったら、自身のMetaMaskを誰でも復元することができてしまうため、絶対に流出や紛失が起きることのない形で保存しましょう。推奨されている方法は紙に書くことです。
トランザクション手数料を確認すること
Metamaskを使用してトランザクションを実行する際には、手数料を確認する必要があります。手数料は、トランザクションがブロックチェーンネットワークに記録されるために必要なコストであり、手数料が高すぎる場合は、余分に支払うことになります。逆に、手数料が低すぎる場合は、トランザクションが長時間実行される可能性があります。Metamaskは手数料を自動で計算することができますが、手動で調整することもできます。
メタマスクのインストール方法（Google Chrome 拡張機能編）
Metamaskは、Google Chrome、Firefox、Opera、およびBraveなどの一部のブラウザーで利用できます。拡張機能ストアからMetamaskをダウンロードしてインストールしてください。
ここではChromeの拡張機能の方法を紹介します。
Metamaskをブラウザーにインストールしたら、Metamaskアイコンをクリックしてウォレットを作成します。ウォレットを作成するには、パスワードを設定し、シードフレーズは必ず紙にメモしましょう。
Metamaskには、ETHを追加するためのいくつかの方法があります。最も一般的な方法は、取引所から送金することです。取引所からETHを受け取る場合は、Metamaskにアドレスを入力し、送金することができます。
Metamaskにかかれているアドレスに送金しましょう。
Metamaskウォレットに残高がある場合、さまざまなDAppを使用することができます。
DAppを使用するには、MetamaskがインストールされているブラウザーでDAppにアクセスし、Metamaskにログインしてください。
その状態でDAppのウェブサイトにアクセスすると、基本的に「CONNECT」というボタンが設置されており、そこからMetamaskとDAppをコネクトします。
メタマスクのインストール方法（iPhoneアプリ編）
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Metamaskの使用方法まとめ
以上が、Metamaskの詳細な使用方法です。Metamaskは、Ethereumブロックチェーン上でDAppを使用するための便利なウォレットです。Metamaskを使いこなすことで、より安全かつスムーズなEthereumの操作が可能になります。
