睡眠時間は人生の1/3。良質な睡眠を取るにはどうすればいいんだろう。
そんな中著者がたどり着いたのがオーラリングでした。
「実際どんなデータが取れるの?」「アップルウォッチとどっちがいい?」「オーラリングを安く買う方法を知りたい」このような疑問を持つ方に2021年7月に購入し1年半使い続けている筆者がお答えします。
迷った末にオーラリングとアップルウォッチを同時に買っちゃったのでせっかくなのでレポせねば!
ところでオーラリングはいろんな有名人が使っていることで有名ですね。
ツイッター共同創業者のジャック・ドーシー氏やウィル・スミス氏、アスリートの本田圭佑氏、メンタリストDaiGo氏も愛用しています。コロナから健康意識が上昇している方が多いと思うので、今後ますます人気が出そうですね。
I also wore my Apple Watch and Oura ring, both in airplane mode. My best meditations always had the least variation in heart rate. When I wasn’t focused, it would jump around a lot. Here’s a night of sleep on the 10th night (my resting heart rate was consistently below 40). pic.twitter.com/9fiz8s8DR5
— jack⚡️ (@jack) December 9, 2018
オーラリングを使うとこのようなデータが取れます
さて、スタンフォード大学の研究ではオーラリングで睡眠を96%の割合で検出できることが示されているそうです。
実際にどんなデータかなのか紹介させてもらいます!
オーラリングは「アクティビティ」「コンディション」「睡眠」という大きな3つの指標があり、それぞれの配下に様々なデータが格納されています。
「うーん なんだか今日は調子が悪いなぁ」という時はオーラリングを見ると数字も悪いことが多いです。
調子が悪い理由をスコアと一緒に気の利いたコメントで教えてくれるんです。なんか癒やされますよね。
個人的にコメント機能は大好きです。
大きな指標その①:アクティビティ
アクティビティでは7つのデータを取得しています。
PCの画面ではこのように表示されます。
それぞれの数字の意味についてはOura ヘルプ から引用させてもらいました。
ステイアクティブ | 過去24時間の無活動時間(休息時間と睡眠時間を除く)を推奨量(1日8時間以下)と比較したもの。座りっぱなしの時間が1日10時間を超えると注意を促されます |
毎時間活動 | このコントリビューターは、アプリが過去24時間の間に与えた無活動アラートの量によって決定されます。毎時間活動コントリビューターのスコアが高いということは、少なくとも60分ごとに動いていることを意味し、また無活動アラートが表示されたときにそれに従っていることを意味します。 |
日間目標達成度 | 7日間の間にアクティビティ目標に到達した回数。アクティビティ目標は、あなたのコンディションレベル、年齢、性別に基づいて割り当てられていることを覚えておきましょう。 |
トレーニング頻度 | このコントリビューターは、7日間の間にどれくらいの頻度で高強度と中強度のアクティビティに従事したかを評価し、アクティブカロリーを介して測定します。アクティビティカードのアクティビティスコアの上のホームタブにあるアクティビティ目標の進捗状況の分子を見ることで、あなたの合計アクティブカロリーを見ることができることを覚えておきましょう。 |
トレーニング量 | 7日間の間のすべてのアクティビティが、アクティブカロリーで測定され、同年代の人と同じ性別の人の推奨と比較されたもの。 |
回復時間 | 1週間に休んだ日数と最後の休息日のタイミング。1週間に1~2日以上の休息日を大まかに5日間隔で確保することをお勧めします。休息日の例としては、高強度のアクティビティを15分以上、または中強度と高強度のアクティビティを合わせて85分以上行わないことが挙げられます。 |
説明が難しくてよくわからない場合はスコアの色で確認できるので、著者は細かいのはおいておいて3つの大きなスコアだけみて過ごしています。
大きな指標その②:睡眠
睡眠についても7つのデータを取得しています。
PCの画面では以下のような形です。
合計睡眠 | 同年代の人に推奨される合計睡眠時間と比較した昨夜の合計睡眠時間。この量は年齢とともに減少しますが、健康な成人の場合、推奨されている時間は7~9時間です。若い成人、睡眠負債から回復中の人、または最近の病気にかかった人は、9時間以上の睡眠が適切かもしれません。 |
効率性 | 睡眠効率は、全体的な睡眠の質の測定値です。Ouraアプリでは、健康な成人の一般的に受け入れられている最大スコア85%と比較した、就寝後の睡眠時間の割合です。 |
安眠度 | 安眠度とは、一晩中どれだけぐっすり眠れたかを測る尺度です。夜中の覚醒、過度の動き、ベッドからの起床は、全体的な安眠度を奪ってしまいます。 |
レム睡眠 | レム(急速な眼球運動)睡眠は、記憶の定着、学習、創造性、夢想との関連性が高いことから、睡眠の精神的に回復する段階として知られています。 Ouraアプリのレム睡眠コントリビューターは、昨夜得たレム睡眠の量を同年代の人の平均的な量と比較したものです。平均して、大人の最適量は90~120分ですが、この値は年齢とともにわずかに減少します。 |
熟睡 | 熟睡は、遅波睡眠(SWS)とも呼ばれ、睡眠の物理的に回復する段階でもあります。熟睡は、細胞が再生し、組織や骨が修復され、筋肉の血流が増加し、新陳代謝と血糖値のバランスが整う時であることを考えると、最も若返る睡眠段階です。Ouraアプリの熟睡コントリビューターは、昨夜得た熟睡の量を同年代の人の平均的な量と比較したものです。 |
入眠潜時 | 入眠潜時とは、眠りにつくまでにかかる時間のことです。アプリ内の入眠潜時コントリビューターは、推奨される入眠潜時(10~20分)に対して、あなたが眠りにつくまでにかかった時間を評価します。 |
タイミング | 睡眠タイミングは、太陽の昇り降りに合わせて目を覚まして寝ることに関係しています。アプリ内のタイミングコントリビューターは、眠っていた時間を自然の24時間の概日周期と比較します。Ouraは、睡眠の中間点が午前0時から午前3時(夜の最も暗い時間帯)の間に来ると、睡眠のタイミングが最適だと考えます。 |
睡眠の質がぱっと分かるのは非常に嬉しいですね。
私は以前アプリを使っていましたが、オーラリングにかえて一番良かったと思う点はそのまま入眠できるということです。
「よし、ねるぞ、ポチ」というあの動作が非常に面倒だったんですよね。
それがなくなって自然に暮らしているだけでデータが残っていくのは本当に嬉しいです。
大きな指標その③:コンディション
最後にコンディション。8項目のデータで見守ってくれます。
これが本当によく当たります。体調悪いなってときはコンディションの数字も低いんですよね。
体表温 | 昨夜の体表温の変化を、長期的な夜間の平均体表温と比較したもの。 |
前夜 | 前夜のコントリビューターは、昨夜の睡眠が今日のコンディションにどれだけ影響を与えているかを考慮します。このコントリビューターは昨夜の睡眠スコアで構成されており、長期的な*平均睡眠スコアとOuraの推奨事項(1晩7~9時間の睡眠)の両方と比較されています。 |
HRVバランス | HRVバランスは、体が最近どのくらい回復しているのか、つまり過去14日間でどのくらい回復しているのかを識別します。HRVバランスは、過去14日間の平均HRVを長期的な*平均と比較したもので、過去2~5日間の方が有意性が高いです。つまり、1週間以上前に発生したインサイトと比較すると、現在の日付よりも近い日付で発生したインサイトの方が、HRVバランスに大きな影響を与えるということです。 |
睡眠バランス | このコントリビューターは、過去14日間の睡眠の状態を長期的な*平均値と比較しています。つまり、昨夜寝つきが悪かった場合は、1週間前の寝つきの悪さに比べて、睡眠バランスに影響が出てきます。これは、睡眠負債が蓄積し始める前に、これからの夜の睡眠を当面の優先事項にする必要があるかもしれないときのための呼びかけの役割を果たすように設計されています。 |
前日アクティビティ | このコントリビューターは、「昨日の自分のアクティビティが、今日の自分のコンディションにどのような影響を与えたのか?」という質問に答えるためのものです。言い換えれば、昨日体にかけた負担が今日の気分にどのような影響を与えたのか、ということです。前日アクティビティは、昨日のすべてのアクティビティ時間と、昨日の無活動時間を組み合わせて、長期的な*平均値や推奨される1日の身体運動量と比較します。 |
アクティビティバランス | このコントリビューターは、「最近のアクティビティレベルに基づいて、どのくらいの負荷が体にかかっているのか?」という質問に答えるためのものです。アクティビティバランスは、過去14日間の平均的なアクティビティレベル(過去2~5日の方が重要)と、過去2ヶ月間の長期的な*アクティビティレベルを比較します。 |
安静時心拍数 | 安静時心拍数(RHR)は、前夜からの最低平均心拍数(Oura Ringが検出した10分間のセグメントによって決定)を長期的*平均値と比較することで計算されます。 |
回復指数 | このコントリビューターは、「昨夜は体に十分な回復時間があったか?」という質問に答えるために作られたものです。回復指数とは、安静時心拍数(RHR)が安定してから眠った時間のことです。心拍数が安定するのは、一晩の最低心拍数から3BPM以内のRHRに達したときです。心拍数が安定してからの時間は、長期的な*平均値とOuraの推奨値である最低5時間と比較されます。この時間は「リチャージ時間」として知られています。 |
とまあ、このような形でデータを取得してくれて最終的にスコア化してくれるというわけですね。
細かく見るとすごい難しいんですけど、私個人の2ヶ月間の感想として、日常で意識するのは基本的に3つの数字「アクティビティ」「コンディション」「睡眠」のみですね。
細かい数字はこのブログを書いていて初めて知ったものもたくさんありました笑
というわけで次の記事 オーラリングとアップルウォッチの比較 に続きます。
それではまた!